「土に生命」 備前焼に使われる土は、田土「ヒヨセ」と呼ばれ、備前地方、熊山山塊の地質はこの古生代に生成された泥質岩類を基盤に、中生代白亜紀(約1億4千年〜6千5百年前)の活発な火山活動によって流出した流紋岩、石英安山岩類で出来ています。又、泥質岩類と火山性岩類との接した場所にはマグマの接触変成作用を受け、変成岩(ホルンフェルス)となっている所もあります。洪積世から沖積世に雨水に洗われて流出し、低地に溜まった二次粘土層で、伊部周辺に点在しています。
― 備前焼の土味は元素のコラボーレーション ―
備前焼は、宇宙からの贈物・・・元素のすみか
1