アインシュタインの脳　アインシュタイン　脳

故杉元賢治（近畿大学教授）所有のアインシュタインの脳、韓国へ！【文化・教育事業】

アインシュタインの功績は天才物理学者だけにとどまらず平和運動　宗教観、人としての足跡をたどる事により教育・文化の再発見にきっと繋がると、そのような理念で杉元賢治は37年に渡りアインシュタインを追いかけ、さらに、2006/10/19/20：44宇宙へ旅立った。

ヘブライ大学・アインシュタイン・アーカイブが認めるほどの膨大な資料他収集。

　　　　　　　　　　世界で一番アインシュタインを追いかけた足跡である！

「アインシュタインの脳」、国立科学館で展示

相対性理論を唱えた天才物理学者アインシュタインの脳が韓国で初めて展示される。

  韓国物理学会は、国立ソウル科学館で開催中の「大韓民国２００５アインシュタイン特別展」で、アインシュタインの脳の一部を２日から３カ月間にわたり展示する予定だと、３１日、明らかにした。

  今年は「世界物理年」であり、アインシュタインの相対性理論が１００周年を迎える年。

  アインシュタインの脳は、アインシュタインが死亡した１９５５年当時、解剖医だった病理学者トーマス・ハーベイ氏が遺族らの同意を受けて摘出した。

  その後、この脳は２４０余に分けられて保管されてきた。韓国に展示される脳は日本・近畿大の杉元賢治教授がハーベイ博士から入手して保管してきたもの。

  国立ソウル科学館は今回の展示のため、最先端の恒温・抗菌・除湿システムを備えた特殊陳列棚を用意した。万一の場合に備えて１億ウォン（約１０００万円）の保険にも加入している。

　　　　　　　　　　　　　　　崔埈豪（チェ・ジュンホ）記者 2005.07.31 17:02:31　　中央日報記事より引用　　　　　　　　　　　　　　

アインシュタインLOVE展実行委員様、しゅくみねっと様(特別展アインシュタイン日本見聞録) の御尽力により
アインシュタイン展覧会が開催され、杉元賢治も大変喜んでおられました。
ありがとうございました。

★天才ではなかった、アインシュタイン・・・
今世紀最大の超天才科学者アルベルト・アインシュタインが若い頃には落ちこぼれであり、
ギムナジウム時代は“のろまな奴”と呼ばれ、大学時代は“なまけものの犬”と言われ、通常
の学校・大学教育には馴染まない権威への反逆者であった。アインシュタインの強烈な個性は
既存の物理学の枠を超越し、空間と時間の概念に新しい光明を与えた。

アインシュタイン自身も
『自伝的ノート』の中で言っているが、喋り始めるのが遅かったために、両親は医者に相談し
たものである。9歳になっても、小学校の高学年になってもアルベルトの会話は流暢ではなかっ
た。ある質問がなされ、彼が答える場合、必ず心の中で文章を組み立てて、それから喋ったので
ある。アルベルトは2度喋っていると思われた。同級生はアルベルトのことを“のろまな奴
（der Depperte）“と呼びクラスでも異端児扱いされた。ドイツの学校教育にも馴染めず、暗
記ものは全く駄目でとりわけ強制的な詰め込み勉強は駄目であった。先生のことを軍曹のよう
だと言い、先生に楯を着いたようで、先生からも「君がいるだけで僕の権威が損なわれる
のだ」と言われ退学を勧められている。このころからアルベルトは協調性が全くなく、独立独
歩の人生を歩む芽が育まれていたようである。父へルマンのミュンヘンでの事業が失敗したた
めに一家はイタリア・パヴィアに移住したが、アルベルトだけは学業を終了するためにミュン
ヘンの親戚の家に残ったが、しまいにはホームシックにかかってしまい。高等学校を中退し、
イタリアの家族と合流する。イタリアでは登山、美術館・博物館巡りに時間を過ごし延び延び
とした快適な生活を過ごしたようだ。アインシュタインはDyslexia「失言症：左大脳皮質のブ
ロードマン領域39の損傷」にかかったと言われる説があるが、この病気をうまく克服してし
まったようだ。一見おちこぼれのようにあるアインシュタインであるが、科学への目覚めは早
熟で既にこの分野でのアルベルトの奥深く秘められた才能は開花していたのである。

アルバート・アインシュタインは、1922年（大正11年） 43日間に及び日本中を旅し日本文化、
景色に感銘し　「日本の風光は美しい。日本の自然を洗っている光は、ことのほか美しい」　
(入港直後の新聞記者インタビュー)と述べ西洋に求められない日本の真髄に共感したそうである。
　　また、世界から戦争をなくそうと平和を願う運動に積極的に参加し、平和主義者として世界の先
導役を担い、かつ世界の子供たちと文通を『おしえて、アインシュタイン博士』(掲載)し、いかに子供たちを愛していたか、伺えます。

このように天才物理学者だけにとどまらずアインシュタインの足跡
をたどる事によって日本における教育　文化の再発見に繋がるのではと、感じる次第です。

アインシュタインの足跡を基に自然・環境・教育・文化をもう一度見直してはいかがでしょう！、

　生薬・漢方　

　健康食品　

アインシュタインの脳 Einstein's Brain

監督　ケヴィン・ハル
撮影　アラン・パーマー
録音　ジェームス・ハイ
音楽　林英哲
製作　BBCテレヴィジョン

　Ａ・アインシュタイン。相対性理論を発表し、核時代のきっかけをも作った今世紀を代表する天才物理学者。'55年に死んだ彼の脳が摘出され火葬を免れたことは知られていたが、その脳の消息は謎に包まれていた（あるいは誰も気にかけなかった）。しかし、ここに一人、アインシュタインに取り憑かれたような日本人学者が現われ、遂にその探索にのり出す! この映画は、そんなウソのようなホントの話を追跡した、なんとも不思議なドキュメンタリーだ。
　主人公の学者の名は杉元賢治。ミュンヘン大学へ留学経験もあるレッキとした大学助教授だ。今、彼の情熱は、すべてアインシュタインの脳を見つけ出すことに注がれている。アインシュタインが解剖されたプリンストン大学を皮切りに、大陸を股にかけ脳の行方を追う。“I'm Looking for Einstein's Brain”。この言葉を呪文のように繰り出しながら、杉元先生の旅は続く。そして、ウソのようなホントの結末が……。
　監督は英国BBCのケヴィン・ハル。さすがはモンティ・パイソンを生んだお国柄、マジとシャレッ気の配分が絶妙だ。65分。